ぴーひゃらのバスク留学日記

トビタテ留学JAPAN!7期生として、スペインバスク大学へ留学している私が日々の記録、スペイン留学に役立つ情報、バスクの情報について発信します!

イベントとの出会い:トビタテ実践活動、受け入れ先どう探す・・・??

ご無沙汰しております、ぴーひゃらです!

留学に来た当初はバスクでの経験を発信していこうと意気込んでいたのですが、イベント準備と学校の両立でそれどころではなくなってしまいました・・・。

学校も終わり、私のここでの生活はもう1か月を切ってしまいましたが、これまでの留学生活を振り返りながら再び記事を書きたいと思います^^

 

私にはこの留学中に叶えたい1つの大きな夢、テーマを掲げていました。

 

それは、

「よさこいを日本と世界を繋ぐ共通語にする」ということ。

 

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(写真:JAPAN WEEKEND BILBAO よさこいステージにて)

 

・なぜするのか

 

私は学生よさこいチームの踊り子として、日本各地のよさこい祭りへ参加してきました。

そこで「祭り文化」「よさこい踊り」こそ、私が心の底から楽しさや素晴らしさを伝えることができる文化であり、最も伝えたい、発信したいと思う文化だと気づきました。

 

よさこい祭りは海外の人がその土地や文化、地元の人々と直接親しむことのできる絶好の機会であると思うのです。

ここに、国籍・年齢・性別関係なく様々な人々が参加すれば、祭りという場で人々が出会い、そこに「対話・交流」が生まれると思うからです。

 

つい数時間前まで見知らぬ人だったのに、気づいたら一緒に踊ってた!!なんてことがザラにあります。

 

わざわざ国際交流イベントに参加したりしなくても、自然に交流ができる、お祭りをそんな空間にしたい・・・!

 

国際交流したい、でも英語が。。。なんて人も心配ありません。

 

一緒に踊っちゃえば言語なんて関係ないですからね・・・!

 

大前提として、盆踊りなどの日本の伝統的な踊りと比べて、よこさい自体に宗教的な意味合いは全く含まれていないため、誰もが楽しむ権利を持っています。

 

よさこい祭りでは、共に同じ踊りを踊り、同じ空間を楽しく共有することができる。それが、国際交流の第一歩になるはずだと思いました。

 

そんな想いから始まったのが私のプロジェクトです。

果たして「よさこい」という踊りがこの地で受け入れられるのか

どうしたら魅力的な形で発信できるのか

 

実際に現地で試してみようじゃないかと・・・!

 

・どうやるのか

 

大学一年の9月ごろからでしょうか。スペイン・バスクでよさこいのワークショップを開きたいと様々な機関に問い合わせをしました。

 

大学関係者、政府機関、現地のカルチャーセンター、レンタルスペース、ダンスチーム等々、とにかくバスクに関わるような機関があれば手当たり次第に毎日メールを送っていました。

 

それがなかなか見つからないんですよ。

いざ見つかる・・・!と思ったら音信不通になってしまったり

 

トビタテ奨学金は実践活動の受け入れ先を出願時に書かなければいけなかったので、それはもう必死でした。(結局受け入れ先は確定しないまま希望だけ書いて出願しました。)

 

実際に私が実践活動としてよさこいのイベントを行う場所を確保したのは、トビタテ2次審査の合格通知をもらってからでした。むしろ、確定したのは事前研修に参加しているあたりだったと思います。それくらいまで粘り続けて奇蹟的に検索エンジンに引っかかったのが

 

「JAPAN WEEKEND」というスペイン全土で催されている日本文化のイベントでした。(フランスはJAPAN EXPO、スペインはJAPAN WEEKNDといったところです)

 

そんなJAPAN WEEKENDがなんと私がまさに留学するBILBAOで行われるというのです・・・!このイベントを見つけた時の心臓の高鳴りは未だに覚えています。

まだ始めて1年のへたくそなスペイン語でJAPAN WEEKENDのFacebookにメッセージを送りました。

 

数日後、イベントの社長から興味があるので詳細を送ってくれということで何度かメールのやり取りをしてJAPAN WEEKENDとのコラボレーションが決定したわけです。

 

決まったときは本当に嬉しかったですね。

約1年かけてやっとでしたから。本当に強い気持ちをもって諦めないで探し続けてよかったなと思います。(むしろ何故それまでこのイベントに出会えなかったのか若干不思議ではありますが!)

 

・未来のトビタテ生へ

 

実践活動としてインターンやボランティア活動をする人は多いと思いますが、私のように自分からその機会を作り出すことも可能です!

 

未来のトビタテ生に受け入れ先を探す時のアドバイスをするならば

・相手方の言語で交渉すること(例えば自分の非母国語でメッセージを貰ったとして、それに返信するのってちょっと億劫ですからね。。。)

・トビタテ奨学金を貰うことは言わない(相手方には私が奨学金を貰おうが貰わまいが関係ないです、話が複雑になってしまうだけです)

・自分を売り込むつもりで(相手にとってこの活動にどんな利益があるのか、どんなことが期待できるのか、自信をもってプレゼンすること)

 

これだけでぐっと相手の返信率が上がります。

あと返信が来なくてもいちいち挫けないこと。相手は外国ですから、返信が来たらいいな~~くらいの気持ちで!

 

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!次の記事ではイベント当日のことについて書こうと思いますので、そちらも良かったらチェックしてみてくださいね。